CANOE SLALOM

カヌースラローム

競技概要

カヌースラローム=オリンピック種目(4種目)


流れの上流からもしくは逆に下流から吊るされたゲートを通過する技術とスタート地点からゴールまでにかかった所要時間の両方を競います。スキー競技と同様に1艇ずつスタートし、ゲートに接触したか、非通過のゲートが有るか否かによる減点ポイントと所要時間が計算され順位が争われます。

ルール

競技エリア コースは、全長250~400mあります。
コース上には、2本のポールでできたゲート(旗門)が18~25個あります。
ゲートは通過順序が決められています。
ゲートには、上流から下流に通過するダウンゲート(緑白ポール)、下流側から上流側に通過するアップゲート(赤白ポール)があります。
勝敗 スタートからゴールまでの所要タイムと、各ゲートを通過する際のペナルティータイムによって勝敗を決定します。
ゲートのポールに体や船体、パドルが触れると、2秒のタイムペナルティタイムを追加します。
ゲートの通過せずにゴールすると、ゲート1つにつき、50秒のタイムペナルティタイムを追加します。決められた方向以外に通過した場合も不通過となります。
カヤック
Kayak
全長3.5m以上、全幅0.6m以上の艇を使います。
漕者は艇の進行方向に向かって座り、両端にブレードのついたダブルブレードパドルを左右交互に漕ぎながら艇を前に進めます。
丸い座席以外は閉ざされています。
カナディアンカヌー
Canadian Canoe
全長3.5m以上、全幅0.6m以上の艇を使います。
漕者が艇の進行方向に向かって立膝もしくは正座の姿勢をとり、片方にブレードのついたシングルブレードパドルで左右どちらか片方のみを漕ぎながら前に進みます。
日本国内で呼んでいる「カナディアン(Canadian)」は、海外では「カヌー(Canoe)」と呼んでいます。

特徴

スラロームカヤックは、ダブルブレードパドルで漕ぐカヤックを使い、流れのある河川のコースを1艇ずつスタートして、決められたゲートを通過しながらタイムを競う種目です。クルー(乗組員)の数によりシングル(1人)/ペア(2人)の区別があり、カヤック(Kayak)のKと合わせてK1/K2と表すこともあります。


スラロームカナディアンは、シングルブレードパドルで漕ぐカナディアンカヌーを使い、流れのある河川のコースを1艇ずつスタートして、決められたゲートを通過しながらタイムを競う種目です。クルー(乗組員)の数によりシングル(1人)/ペア(2人)の区別があり、カヌー(Canoe)のCと合わせてC1/C2と表すこともあります。

DISCIPLINES

競技種目